こんばんは。
河村です。
暑い日々が続きますね。
今朝は、
そこまで湿気がなく、
カラッとした天気でアメリカにいた時を
ふと思い出しました。
先日の僕のブログでは、
現代アーティストの個展に行った
というお話をしました。
今回は、アメリカで行った博物館のお話を。
3年前、
本当にちょうど3年前くらいのお話です。
向こうで知り合った
友達（以下、ホエン）とハイキングをしていると
小さい博物館にたどり着きました。
そこは、
アメリカ大陸についての博物館。
ホエンは、純血のアメリカ人ではない
ベトナム系アメリカ人1世。
しかし、そこに通うことで、
アメリカのことを深く理解しようとしていました。
受付のおばちゃんと
入り口で20分くらい話しようやく中へ。
その博物館には、
自然史、考古学、人類学に、芸術
と4つのブースがありました。
特に印象に残っているのが
人類学のネイティブアメリカンについてのコーナー。
ネイティブアメリカンのことなんて
何も知らない当時
（今も特別詳しわけではないですが）。
ガラスの向こうにある
見たことのありそうなインディアンの顔と
その周りについている羽、
彼らが着ていたとされる服、
狩猟に使われていたであろう弓矢などに
男心を燻られ興奮していました。
所謂、インディアンジュエリー
と呼ばれるようなものも沢山あり、
ファッションが好きな人間として
ただただ感動していました。
感動しているとホエンが
話しかけてきたことを今でも覚えています。
"彼らは、万物に魂は宿ると考えていた。
とても優しい人たちなんだよ。
僕たちもそうなろうな。"
ホエンは、
僕がそこから学べるものがあると思い
連れていってくれたのです。
"Neo Primitive"
MASU
の20AWは
万物に宿る生命に注視してほしいという
願いが込められているコレクションで
ネイティブアメリカンを
敬愛している。
このセットアップ、
一番注目して欲しいのは、
見てわかる通り
普通にはない、トグルボタン。
くるみボタンは見せかけで、
トグルに革紐を引っ掛けることで
止める仕様になっています。
これは、その昔
遊牧民の衣服に用いられていたよう。
トグルはテーラードのみならず、
パンツの後ろポケットにも。
裾に生地が溜まるように、
裾幅をあえて狭く作られている
野暮ったい2タックのテーパードスラックス。
これは、是非セットアップで。
というか、このアイテムに関しましては、
基本的にセットアップでしか
販売しないつもりです。
すみません。
ポリエステルの千鳥柄という
モダンなテキスタイルはオリジナル。
原始的な造形美、独創性と
モダンなテクスチャーをミックスする。
MASUらしい
素晴らしいアイテムに仕上がっています。
最後にインナーを変えたスタイリングを。
こちらは、SOEの新作で本日より発売のアイテム。
SOEの今シーズンのキーワードは花。
個人的にですが、
MASUとSOEを今シーズンは特に合わせてほしいです。
↓ONLINE SHOP↓
悩んでいる人は是非相談にきてください。
間違いないアイテムを満足して貰って
着ていただきたいです。
"我々には、分からない。
空が金で買えるだろうか？雨や風をひとりじめできるだろうか？
土地は地球の一部であり、我々は地球の一部であり、地球は我々の一部なのだ。"
シアトル酋長
ムービーは、僕が行った博物館のもの。
名前が思い出せず、
調べても全然出てこないような
本当にローカルな場所ですが、
こだわって作られた素晴らしい施設。
そこで、感じたことを今でも覚えていますし、
今もう一度行きたい。
名前を思い出すために
久しぶりに連絡をとった
ホエンも元気そうで良かった。
最後になりましたが、
この服を着ることで、
今シーズンの全てのMASUの服を着ることで。
全てのものに命は宿ることに改めて気付き
そして、
全てのものに感謝し、
その人が本当の
愛を持ってこれから生きることができますように。
河村
PALETTE art alive
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