こんばんは。
河村です。
先日、
Olafur Eliasson
という現代アーティストの個展に行って来ました。
多岐にわたる表現活動をしている方ですが、
その中でも、
知覚的なインスタレーションや、アートを介した
サスティナブルな世界の実現に向けた試みで
国際的に評価を得ています。
今回行った個展のテーマは、
”ときに川は橋となる”
再生可能エネルギーへの関心と
気候変動への働きかけを軸に構成されていました。
写真や物、植物や木などを使ったインスタレーションのみならず、
体験型のものも多くありました。
何かを見て感じる。
だけでなく。
彼の作品は、
体験し、
何かを感じる。
人間は、何かを見るだけで感じたことや、
覚えたことなどは、
忘れることが多い。
しかし、
見るだけでなく、体験することで、
自分の中に、より濃く鮮明に残ります。
体験談、そして感じたことなど
感想文を書き出すととてつもない
長さになってしまいそうなので、
店頭で。
個展は、9/27
まで、東京都現代美術館にて行なっています。
さて、
Olafur Eliasson
ですが、あるブランドの
21SS Collectionに
実は繋がっています。
それは、
YUKI HASHIMOTO
YUKI HASHIMOTO
は、毎シーズン
現代アーティストから着想源を得ているのです。
今シーズン
2020-21AWは、、、
から着想を得ています。
YUKI HASHIMOTO
2020-21
Autumn Winter Collection
"ALTER-EGO"
SHOULDER PATCHED SHIRTS
今シーズンを象徴とするシャツのご紹介です。
今シーズンのテーマは、
空想に描かれるミステリー映画。
Rinus Van De Velde
の作品に、
"VILLAGERS"
というものがあります。
この作品がキーワード。
作品の内容は、
殺人現場を再現しその空間を体験するもの。
最後に実際の個展会場の
映像が載っているYouTube
のリンクを貼っておきますが、
なんとも表現しづらい空間で。
一見すると、
普通なダイナー。
しかし、中にはいると
食べかけのハンバーガーは、
血まみれのテーブルにある。
想像するだけで、
”ヤバい”空間だと思います。
ここまでの話で察しの良い方は、
なんとなくお気づきかも知れませんが、
このシャツのプリントはまさに
血みどろになった殺人現場を想起させます。
そんな攻撃的なプリントは、
YUKI HASHIMOTO
だからこそ出せるもので。
今最も攻めた力強いシャツではないでしょうか。
名前の通り、肩にパッチが付いていて、
ここにも力強さが表現されています。
サイジングは、少し大きく、
ジャケットのように
羽織としても着用していただけます。
ボタンはメタルボタンで、
ドレスシャツのような薄手の生地と違い
Gジャンのように少し厚手の生地。
真夏のピークの今
少し暑いかも知れませんが、
先物買いとしてお勧めいたします。
アウターの中にいても主役。
写真では、
デザインとプリント技術により、
一見するとナイロンのように光沢があるように
見えたりしますが、
実際に目にすると少しマットな質感で
全く違う。
錯覚に陥るような素晴らしい
洋服、デザイン、プリントを
体験してください。
他の服には感じれなかった感覚を
忘れることはできないでしょう。
上記は、
Rinus Van De Velde
と
Olafur Eliasson
の作品。
いろんなことを調べて、
見に行って、
体験して見てください。
河村
PALETTE art alive
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