2020年8月21日金曜日

さらけ出す事の美学。





こんばんは








ヒロキです。





毎日非常に暑いですね。

今年はすでに、40度を超える気温になる地域も出てきているらしく

もはや生死に関わる暑さです。

クーラーのない時代の人はどう過ごしていたのだろう。

そんな事を考えて調べてみたのですが、江戸時代の夏の平均気温は

26度程しかなく、さらにコンクリートの照り返しもないので

体感温度はかなり低く涼しかったようです。



僕はこの暑い季節が来ると毎年引っ張り出して着用する

すごくお気に入りのTシャツがあって、かれこれもう

8年以上着用しているんですが、先日ついに破れてしまって。

それでも捨てることができずに自分でリペアして

これからもまだまだお世話になる予定なのですが

ふと、以前あるデザイナーの方が言っていた言葉を思い出しました。


『大切に永く愛用して壊れてしまっても直してまた愛用する。物を大切に、末永くという精神がぼくの思うサスティナブルです。』


なるほど。

そういった角度での捉え方もあるんだな。

非常に素敵だ。

と、その時に感じた事を覚えています。


そのデザイナーの方とは、

[ー]Minus  の藤本 透 氏。


今回はその[ー]Minus  より、スペシャルな

別注アイテムのご紹介です。




MINUS x PALETTE art alive

別注 CUT JACQUARD BLAZER




大切で大切で、お気に入りでどんなに痛んでも破れても

リペアし、着用し続けたいお気に入りの1着。

そんな愛された洋服の姿をテキスタイルや細かなディテールにより再現。


特殊なジャガードでほつれやリペアを表現した生地は

マイナスのオリジナルテキスタイル。

デザイナー藤本氏の思うサスティナブルを目で感じる事ができます。




襟は切り落とされたデザインになっており

カットした部分をあえて綺麗に始末しないことで

自分でカットオフしたような雰囲気に。



和服で用いられる平織りの生地では出る事のない

ダメージジーンズの様な表情をジャガード織りで再現。

本来あり得ないものをテクニックで現実に。



外にでた糸を長く残すことで

経年変化で生地が痛み破れてしまった様を表現。

本当に破れてしまって穴が空いているわけではないので

そこはご安心ください。

あくまでも演出として、表現としてのBOROです。




コットンの風合いと藍の色味が変化し

着れば着るほどにかっこよくなっていく。

デリケートに扱うのではなく毎日のようにガシガシ着用してゆく事で

今日よりも明日、明日よりも明後日と

日々進化してゆくジャケットです。




本来であればテーラードジャケットは美しく上品に。

自分を等身大以上に見せるためのいわば戦闘服のようなもの。

しかし、今回のこのテーラードジャケットは少し違って。


傷や破れ、自分でカット、リペアしたような様など

美化することでではなく

自分をさらけ出すことで美しく見える。

等身大の自分でいる事の美学が垣間見える一着となっています。




↓ONLINE SHOP↓

[ー]Minus × PALETTE art alive CUT JACQUARD BLAZER





もちろん、ジャケットと共地のパンツもご用意しています。







美しいフレアシルエットのパンツ。

生地感的に革靴やブーツ以外のシューズとの相性もいい一着。

今の時期だと、雪駄やサンダルとも合わせたいですね。




センタープレスが落ちないよう、縫ってあるので

ガシガシ履いても美しいシルエットは崩れないので

履き倒して経年変化を楽しんでいただきたいです。




↓ONLINE SHOP↓

[ー]MINUS 20AW BORO SIGUNATURE TROUSERS







僕は、藤本 氏とは20代前半から交流があり

PALETTEがOPENしてからはずっとブランドの変化を

間近で見続けてきました。

もちろん作る洋服の生地や形、柄はシーズンによって変わりますが

ブレない "芯" は全シーズンを通してしっかりとあって。


藤本 氏の根本の部分である

和洋服とBORO。

PALETTEの得意とする

SET UP。


非常にいいバランスで表現された

今回の別注アイテムではないかと思っております。


若者から大人まで全ての方に、袖を通す事でその良さを感じて頂きたい。

この最高の一着を、是非店頭でご覧ください。

来れない方は、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。













それでは明日もお待ちしております。









ヒロキ







PALETTE art alive



【OSAKA】大阪府大阪市西区南堀江1-19-1
TEL/FAX : 06-6586-9560



【NAGOYA】愛知県名古屋市中区栄5-18-5
TEL/FAX : 052-684-7239



    MAIL : info@palette-art-alive.com




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